2012年4月19日木曜日

2012/04/14

今回の練習は先週に引き続き防御メイン。

最初は、ザンの受け流しの練習。
手首の角度が自然になること。ザンを受けるから絶対に指先が下を向くように受けなければならない、の様に、固定観念化しないこと。受けやすい、自然な形で受けること。基本的に、自身の普段のかまえより低ければ、指先が斜め下向き、高ければ斜め上向きになる。
肩から肘の部分の高さは変わらず、肘から手首、手先の向きが上を向くか下を向くかのみとのこと。見た目上、肩から手先まで変わっている様に認識していた為、目から鱗だった。当然、チュアンでも同じことが言える。
また、腕の角度が重要になってくる。手の甲側を相手の腕に向け、肘から手首の部分を当てる時に、肘から手首の部分が地面に対し垂直になる位で受ける。相手の腕ど自分の腕が交差する(十字になる)様に受けると良いのではなかろうか。斜めに受けると、相手の腕が滑って自分に届いてしまう。肘が入るか入らないかで、受ける感触がまったく違う。
腕の角度と共に、身体をひねることが重要になってくる。ひねらないと、身体がその場に残り、相手の攻撃が身体に当たってしまう。顔は前を向いたまま、身体は真横を向く。
毎度言われていることだが、相手の力を自身の足下まで流す。一旦受け入れないと、相手の力と自分の出ようとする力がぶつかる。

防御メインの練習だが、防御の練習相手の攻撃側も、当然練習になる。
ということで、ザンの注意点。
「打つぞ」と思っていると、打つ前から重心が前の方へいってしまう。通背拳の基本は前3:後7の重心配分。一旦 前に重心が移動すると、戻そうとしても戻せないことが多いので、一旦、両足を揃えて立ち、膝を曲げ、片足を出すのが良さそう。

この後、前回の復習を行って終了。

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