2012年4月26日木曜日

2012/04/21

今回は趣向の変わった練習内容。合図と同時にシュワイ(お互い攻撃)するという練習を行った。
いかに力を抜いた状態で当たるか、自分が安定しているかが重要であり、力が抜けているか、安定しているかを確認する。
攻撃は防御、防御は攻撃になる。攻撃した際、防御ががら空きにならないこと。シュワイは肘が下がっていると、防御にもなる。
少し慣れたら、合図無しで好きなタイミングでシュワイ(お互い攻撃)する練習。合図無しでも、同時に攻撃することが多いらしい。注意点は上記と同じ。

次はチュアンで防御する練習。
チュアンで肩が上がっていたら、力が抜けていない証拠。こちらも、いかに力を抜いた状態で当たるか、自分が安定しているかが重要。
防御した際、防御ががら空きにならないこと。チュアンで防御すると、逆側の引手の防御が甘くなりがちなので、両方の手で防御できていることを確認する。
前々回に指摘があった身体の傾きにも注意のこと。

2012年4月19日木曜日

2012/04/14

今回の練習は先週に引き続き防御メイン。

最初は、ザンの受け流しの練習。
手首の角度が自然になること。ザンを受けるから絶対に指先が下を向くように受けなければならない、の様に、固定観念化しないこと。受けやすい、自然な形で受けること。基本的に、自身の普段のかまえより低ければ、指先が斜め下向き、高ければ斜め上向きになる。
肩から肘の部分の高さは変わらず、肘から手首、手先の向きが上を向くか下を向くかのみとのこと。見た目上、肩から手先まで変わっている様に認識していた為、目から鱗だった。当然、チュアンでも同じことが言える。
また、腕の角度が重要になってくる。手の甲側を相手の腕に向け、肘から手首の部分を当てる時に、肘から手首の部分が地面に対し垂直になる位で受ける。相手の腕ど自分の腕が交差する(十字になる)様に受けると良いのではなかろうか。斜めに受けると、相手の腕が滑って自分に届いてしまう。肘が入るか入らないかで、受ける感触がまったく違う。
腕の角度と共に、身体をひねることが重要になってくる。ひねらないと、身体がその場に残り、相手の攻撃が身体に当たってしまう。顔は前を向いたまま、身体は真横を向く。
毎度言われていることだが、相手の力を自身の足下まで流す。一旦受け入れないと、相手の力と自分の出ようとする力がぶつかる。

防御メインの練習だが、防御の練習相手の攻撃側も、当然練習になる。
ということで、ザンの注意点。
「打つぞ」と思っていると、打つ前から重心が前の方へいってしまう。通背拳の基本は前3:後7の重心配分。一旦 前に重心が移動すると、戻そうとしても戻せないことが多いので、一旦、両足を揃えて立ち、膝を曲げ、片足を出すのが良さそう。

この後、前回の復習を行って終了。

2012/04/07

ちょっと忙しいとすぐに更新が遅れてしまう(汗)。すみません。

今回(2012/04/07)は防御メインの練習。
シュワイで攻撃してくるのを、チュアンを使って防御する。

最初に、相手のシュワイを、ホシュしてチュアンで受ける練習を行った。
「受ける」と言っても、相手の腕をがっちりその場で受け止めるのではなく、相手の腕が自分の方へ来ないようにして受け流す感じ。相手の腕を受けた腕は、「とめて」あるより「とどめて」あると言った方がしっくりくる。
まずは、とにかく力を抜く(リラックスする)こと。力を入れてはいけないが、ボンケイを失くしてはいけない。私はこれが苦手で、つい抜きすぎてふにゃふにゃになってしまう。ボンケイは、壁に手を付いて休んでいる時の身体の状態と同じ、とはいえ、形が変わるとなかなか頭が追いつかない。
出来ているかの確認は、チュアンを打ったところで止まってみて、肩が上がっていないかをチェック。肩が上がっていたら、力を抜く。この時に肩と一緒に腕も下がると、防御できないので、腕の位置は変えずに、肩だけが下がること。太極拳の起勢(チーシー)を練習すると良いらしい。
次のポイントは、手首を軸にして回し入れるところ。逆に言うと、肘を軸にしないこと。肘を軸にすると大振りになってしまい、攻撃が遅くなるし、相手に、自分の次の動作が見え見えになってしまうし、相手の腕を制御できない。手首を軸にすると、相手の腕を制御しつつ、更に次の攻撃する時の距離が短い。 ただし、手首を軸に肩甲骨や身体のひねりで入れる。

次は、相手のシュワイを、そのままチュアン受ける練習を行った。
まずは、身体を入れる(真横を向く)こと。身体が入っていないと押し負けてしまう。攻撃でも防御でも、自分自身がいかに安定しているかが、重要。
次に、上体が(相手から見て)左右に傾かないこと。無意識に身体が逃げることが多いので、注意していないと、傾いている。こちらの場合も、チュアンを打ったところで止まってみて、上体が傾いていないかをチェックすることで、出来ているかの確認が出来る。相手の力を自身の足へ落とすことで、傾きにくくなる。イメージだけでもだいぶ違うので、忘れないようにしたい。

2012年4月11日水曜日

2012年GW特別講習会のお知らせ

2012年3月24日
各位

日中武術交流協会

2012年GW特別講習会のお知らせ

だんだん春が近づいてきましたが、会員の皆様には練習に励まれていることと思います。
さて、ゴールデンウィークの訪中団は中止になりました。その代わりとして5月4日(金)に特別講習会を下記の通り開催します。
遠方の兄弟弟子とも交流を深める絶好の機会です。万障繰り合わせの上ご参加ください。
尚、締め切り厳守でお願いします。


日 程 : 2012年5月4日(金)
場 所 : 戸越体育館
品川区豊町2-1-17
東急大井町線戸越公園駅下車、徒歩7分 
時 間 : 9:00~17:00
講習会費: 協会会員6,000円、一般講習受講者7,000円、一般10,000円
内 容 : 套路(通背拳、形意拳)とその用法、剣の用法(二人組)、通背拳の理論
申込締切: 2012年4月22日(日)
申込方法: 下記の申込書に記入し切り取って常松老師又は各支部長に提出。
支払方法: 各支部長に直接支払う。又は下記講座に振り込み。
※銀行振込の場合でも申込書を提出してください。
(振込先)みずほ銀行 羽田支店
普通口座 1756745
日中武術交流協会 代表 常松勝

2012年度協会費について

各位




日中武術交流協会


2012年度協会費について

寒い季節ですが会員の皆様には練習に励まれていることと思います。

さて、皆様ご承知とは思いますが日中武術交流協会では協会費を徴収しています。協会費は協会の運営、講習会の開催等の費用になります。協会費を納めていただくと協会員として登録され、講習会の割引等の特典があります。

詳細は下記の通りです。ご協力をお願い致します。





金 額 :  一般会員   6,000円
                  常務理事  10,000円

納入期限:  2012年4月15日

支払方法:  各支部長に直接支払う。又は下記講座に振り込む。
(振込先)みずほ銀行 羽田支店
普通口座 1756745
日中武術交流協会 代表 常松勝

☆協会費納入時に下の協会費納入書に記入し、切り取って常松老師又は各支部長に提出してください。

尚、銀行振込の場合でも提出願います。

2012年4月6日金曜日

五行掌とは

【シュツ掌】(シュワイ(中国語読み)/シュツショウ(日本語読み)
掌の甲による攻撃。顔面を狙う。
手首のスナップをきかせて、軽やかに素早く行う。

【拍掌】(パイ/ハクショウ)
掌での攻撃。 顔面を狙う。

【穿掌】(チュアン/センショウ) 指先を突き刺す攻撃。首などを狙う。
掌をひねりつつ、肘の下から前方へさし出す。
大穿は投げ、中穿は打撃、小穿は防御、を目的としている。

【劈掌】(ピー/ヘキショウ)
手刀部で打ち下ろす攻撃。首などを狙う。
肩の力を抜いて、腕から先をムチのように打ち下ろす。

【鑚拳】(ザンチェン/サンケン)
拳で突く攻撃。急所を狙う。
拳は「弓から放たれる矢」のように鋭く突き出す。